【はねバド!】 1話感想 原作を改変しつつ、導入をわかりやすく

【はねバド!】 1話感想 原作を改変しつつ、導入をわかりやすく

【はねバド! 第1話「スッゴい才能!」のあらすじ】
北小町高校バドミントン部の主将・荒垣なぎさは、昨年の全日本ジュニアで、とある少女に1ポイントも取れず惨敗した。それ以来スランプに陥り、自分や他の部員たちに厳しく当たる日々を送ってきたなぎさ。
「アタシたちは天才じゃないんだから、努力するしかない……」
半年後。そんななぎさの前に、ひとりの新入生が現れる……

演出:江崎慎平 作画監督:石原恵治、北原広大 総作画監督:木村智

テレビアニメ「はねバド!」公式サイトより

 

才能って何なのか?

スポーツ漫画でよく題材になるこのテーマ、この「はねバド!」もかわいいタイトルからは想像できないほど深くそのテーマに踏み込んでいく。必ずしも強いわけじゃない、常に正しい事だけを行う、論理的な事だけを行う、素直に感じる、…だけではない、そんな人間らしさと天性の才能を持った少女たち、あるいは持たない少女たちの葛藤や苦悩、時には彼女たちを導く大人たちの想いを描いている作品のアニメ化ということで、わくわくしてます。

※以下、一話の感想。【原作の先の話】については、ハッキリ書かずにぼやかしてますが言及はしてるので、読む方はネタバレ注意。

 

漫画では沢山の人物の内面が丁寧に描かれていたけど、アニメで表現できる時間、内容は限られています。

原作の漫画を知ってる身としては「あのあたりまでだろう」とは思ってましたが、それが「導入」と「OPアニメ」で改めて強調された気がする。誰の内面を掘り下げていくのかも。

 

テレビアニメ「はねバド!」より

始まって3分、なぎさの躍動感、「動」に対して、綾乃の生気の無い「静」をアニメーションで見れただけでもう感動してしまった。

なぎさ、もう少し可愛く描いてもいいのに!とか一瞬頭をよぎるも、対比としては面白かったし、
多分この後だんだん同じような表情をしていく流れになっていくかと思うと、まぁいいかとも。

 

OPはめっちゃ爽やかなのに時折不穏な雰囲気が見え隠れしつつ、Aパート、Bパート共に重苦しい雰囲気が続いた。
オリジナル展開に驚きつつ(特に友達のテニス部への差し入れ~テニス部体験みたいな流れのところ)、
なぎさの苛立ちや葛藤を「部員が辞める瞬間」を挟む事で表現しつつ、
(アニメオリジナルで使い切りにしては勿体ないキャラクターだった気が。彼女たち、どこかで掘り下げられるんだろうか)
綾乃側はつまらなさや忌避感をテニス部の体験通しつつ表現しつつ、
コーチが間に挟まる形で二人が出会い、いざ勝負!!・・・というところで一話は終了。

「導入を高速化するとこうなるんだな…」という印象。

…はねバド!原作の1巻、発売当時に読んだ時の感想は「よくわからない」でした。

漫画での物語の最初はコーチ視点で始まっていくので、強いらしいし何を考えているか判らない状態の綾乃、フラストレーションを発散できないまましばらく話が進んでしまうなぎさ、なんだか二人の立ち位置や距離感が定まらないまま、淡々と次の話、次の話と進んでいったので、それに比べれば、徹底して「アバン~OP~一話の最後の最後まで」綾乃となぎさに視点置き続けた事で、「誰が何を嫌がっていて、何に苛立っているのか」が判りやすくなったので、間違いなくアニメという媒体では正解だったんじゃないかなと※

※爽やか+かわいい路線でしばらくは進みつつ、時折、不穏な情景が入る、なんとも言えぬ原作漫画の雰囲気も大変良いので、ぜひ。

何にせよ、2話に期待。もう投稿しているときには配信されてる筈なので、時間作って見ます。

 

 

…不満があるとしたら。

立花コーチはもう少しカッコよくしてあげて…。

他のキャラクターは面影あるのになんで立花コーチだけあんなに違うの…。

 

 

かっこいい立花コーチ

 

誰だ君は